消費者問題
民間の個人年金を受け取る場合には繰り下げ支給も要検討です
この記事を書いたのは:戸田 裕三
定年を迎える世代の方は、民間の個人年金の支給時期が到来するので支給の申請書を作成して提出される方が徐々に増えてくると思います。
申請の際に、当初の予定通り年金支給を開始するか時期を繰り下げて支給を開始するかで総額が大きく変わる可能性があります。
今は金利は低いですが、定年を迎える世代の方が年金資金を積み立て始めたころは金利も高くなっていましたが、繰り下げする際に、その時代の金利で計算される仕組みになっていることがあります。したがって繰り下げても生活に影響がない場合は繰り下げて支給を受け取ることも一考です。
申請される場合は必ず繰り下げ支給にした場合の総額も確認してから支給開始時期を決定されると良いと思います。
この記事を書いたのは:
戸田 裕三